屋外排水管の新設・勾配やり直し工事!詰まりや地盤沈下を根本解決
今回は、新潟市江南区のS様邸にて行いました「屋外排水管の新設・敷設替え工事」の施工事例をご紹介いたします。
「最近トイレやキッチンの流れが悪い」「屋外の排水桝から悪臭がする」「何度も高圧洗浄しているのに、すぐにまた詰まってしまう」とお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください!
1.お問い合わせのきっかけと現地調査
江南区のS様より「自宅の排水が定期的に詰まってしまい困っている。一度しっかり原因を調べてほしい」とのご相談をいただき、早速専門スタッフが現地調査にお伺いしました。
屋外にある排水桝のふたを開けて点検したところ、以下の不具合が判明いたしました。
・経年劣化による排水管の破損・歪み
長年ご使用されてきた配管に亀裂が入っており、そこから土砂や木の根が侵入していました。
・地盤沈下による「逆勾配」の発生
本来であれば家から道路の公共下水に向かって傾斜(勾配)がついてなければならない排水管が、地盤の沈下によって水平または逆傾斜になっていました。これにより、水やトイレットペーパーが途中で止まってします状態でした。
・コンクリート桝の劣化
古いコンクリート製の排水桝は底面が削れやすく、油汚れや排泄物が引っ掛かりやすい構造になっていました。
簡易的な高圧洗浄やトーラー作業(ワイヤー清掃)でも一時的に詰まりを解消することは可能ですが、「配管自体の勾配不良や破損」が原因の場合、根本的な配管工事を行わない限り何度でも再発してしまいます。
お客様に現状のお写真をご覧いただき、今後のメンテナンス費用や安心感を考慮して、屋外排水管をすべて新しく敷設し直す「配管新設工事」をご提案・施工させていただくことになりました。
2.施工の流れ(掘削・配管敷設・排水桝設置)
屋外排水管工事は、目に見えない地下部分の精密度が命です。熟練の作業員が丁寧に施工を進めていきます。
①重機・手作業による掘削作業
まずは既存の配管を撤去し、新しい排水管を適切な深さに埋設するため、庭や通路の土を掘削していきます。建物や隣家、他の埋設管を傷つけないよう、慎重に作業を行います。
②排水勾配の測定とVU管・小口径桝の設置
排水工事で最も重要なのが「勾配」の確保です。水準器やレーザー照射器を使用し、ミリ単位で正確な傾斜を計算しながら、耐久性・耐薬性に優れた「塩化ビニル管」を敷設していきます。
あわせて、従来のコンクリート桝に代わり、汚れが付着しにくく清掃性に優れた最新の「小口径プラスチックマス」を設置しました。
3.通水テスト・整地完了
①通水・漏水テスト
配管の接続と桝の設置が完了した段階で、家の中の各水回りから一斉に水を流し、スムーズに流れるか、接続部分から水漏れがないかを念入りにチェックします。
②土の埋め戻しと転圧・整地作業
テスト合格後、掘り起こした土を丁寧に戻していきます。将来的な地盤沈下を防ぐため、土を層ごとにしっかりと踏み固める「転圧」を行い、最後に表面を平らに整地して工事完了となります。
5.排水管の詰まり・逆勾配を放置する危険性とは?
1.敷地内への汚水溢れ・悪臭の発生
管が詰まると、屋外の桝から汚水が溢れだし、お庭や近隣へ悪臭が広がってしまいます。
2.建物の基礎や地盤への影響
配管の割れ目から地下へ水が漏れ続けると、建物の床下湿気が高まったり、土砂が流出して地盤沈下が加速したりします。
3.室内への排水逆流
最悪の場合、1階のトイレや洗面台、お風呂の排水口から汚水が逆流して室内が水浸しになる可能性があります。
築20年以上が経過しているお宅や、過去に「排水管の勾配が悪い」と指摘されたことがある場合は、早めの点検・工事をお勧めいたします。
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